日本共産党茅野市委員会の市議選に臨む政策
【重点政策】
◆平和憲法を守り、生活に憲法を生かします
◆海外で戦争できる国づくりに反対し、
憲法9条を生かすとり組みを実施します
(解説)
①自民党は再来年にも憲法改定を視野に「国民運動」を起こしている。戦争を体験した世代の自民党幹部は「憲法9条は変えてはいけない」と口をそろえて言っている。それは戦争の悲惨さを体験したからだとも言っている。この言動は非常に重いと思う。
2012年4月27日に自民党が発表した憲法草案を熟読したら自民党がめざす「新日本」像が見えてくる。
「個人の上に国家を置き、国家を愛し、防衛する」という内容が書かれている。それだけで、明治憲法を想起させる。
改憲に賛成するみなさん。ぜひ「自民党憲法草案」を熟読してください。
憲法を生かす。現行憲法10条から40条を生かせば、日本での生活に希望が見えてくる。今の自民党政治は真に憲法を生かしていないというのが実態。
② 「 海外で戦争できる国づくりに反対し、憲法9条を活かすとり組みを実施します。」
自民党、公明党は3月20日安保法制で合意し、「切れ目のない対応」をこの分野でも行なうことを決めた。
今までは「専守防衛」(=攻められたら守る)を行なうための自衛隊であったが、これからは「積極的平和主義」にもとづき自衛隊がどこにでも出かけることを可能にした。
自衛隊の活動範囲を切れ目のないものにした。
自衛隊の活動は、今までは「戦闘地域には行かない」「戦闘行為はしない」と言う歯止め、切れ目があった。しかしこの切れ目を外し、「戦闘地域に出向く」「そこで攻撃されたら反撃する」に変更した。
これは憲法9条に相反する中身で、とうてい現行憲法では認めていない中身だ。憲法違反の「解釈」は許されない。5月以降、国会に上程すると言っている。
「関連法」=戦争立法を絶対に阻止しなければならない。
日本共産党中央委員会出版局
「全批判 自民党改憲案」
A5判パンフレット56ページ
定価205円(税込)送料82円
【参考】
自由民主党
◎日本国憲法改正草案(現行憲法対照) 平成二十四年四月二十七日(決定)
◎東京弁護士会 伊藤 真さんによる自民党「憲法改正草案」の批判
自由民主党「日本国憲法改正草案」について(2013/03/8 ver5)