7日、永明寺山ふれ合いの森を創る会主催のお話を聞く会を開催した。
牛山英彦先生(茅野市教育長)から、「永明寺山に生息する野鳥」のテーマでお話しをうかがった。
始めに、里山と人里に棲む小鳥の紹介をカラー写真(スライド)で紹介。美しい写真とその小鳥の生態の説明は、先生の豊富な体験と研究に裏付けされたもので、参加者皆が感動した。
先生は教育長になる前、永明寺山をフィールドに観察を続け、里山に棲む鳥と市街地に棲む鳥の棲み分けと混在を調査していた。その話をうかがった。
毎月1回、永明寺山の裾4㎞を歩き、そこに現れる小鳥の個体数を数えるという方法で調査したという。きわめて単純な調査方法であるが、ここから見えてくる、夏鳥、冬鳥の種類と個体数、4㎞を13区域にわけ、その区域の植生と棲息する種類など幾多の事柄の話だった。
単純な調査からこのように多様な事柄がわかるということに驚くと同時に勉強になった。
3月市議会の最中の多忙な中での講演に本当に感謝である。