臨時市議会が開催

昨日、臨時市議会が開催された。
午前中は議長、副議長の選出が行われた。
議長選挙には3名が立候補した。


「議員が勉強できる環境を作る」
「常任委員会の可視化」
「テレビ放送の実施」
などがどの候補からも語られた。
開かれた議会にしていくための重要な一歩だ。

議員の勉強との関わりで、会派・会派制も語られた。
18人しかいない議会で、会派制という制度が本当に必要なのだろうか。
議会を活性化させるためには、学習集団は必要だろうが、議員個々が拘束される会派制となると問題は別だ。
茅野市の場合、共産党・公明党以外の議員は個人個人が一議員として立候補している。
その一人ひとりの個性が発揮できる環境を大事にしたい。そうでなければ議員の個性が死んでしまいかねない。

長野県内の市議会で会派制をとっていない市議会は数少ないと聞く。
会派制を敷いていないから「代表質問」がない。
議員個々が一般質問を議員の意思によって自由にできる。
地域住民の要望をくみ上げ質問できる。
こんな良い制度は大事にしたい。

ついでの話。
聞くところによると、全議員が予算決算委員になっている議会も少ないという。
全議員が市の予算決算内容を直接審議できる環境は、住民にとってもありがたい制度だ。大いに生かせるよう勉強していきたい。

午後は常任委員会の構成などが行なわれた。
私の所属常任委員会は「福祉教育」、議会運営委員会にも入った。
諏訪南行政事務組合議会議員にもなった。
「福祉教育委員会」は社会保障と教育関係に係わるすべての事案を考える委員会になる。今、国の社会保障が後退につぐ後退で、年金世代を中心に先の見えない「生活」を余儀なくされている。「明かるさの見える生活」を送られるようがんばらなければいけないと思う。(以上 昨日の話)

今日、自民公明両党で合意した新「安保法制」に基づく法案が閣議決定された。
明日にも上程されるという。
安倍首相は記者会見上「アメリカの戦争に参加することはない」と言い切った。
「集団的自衛権行使容認によって抑止力が大きくなる」とも言った。
法律をしっかりと読むと、そうならないことは明らかだ。
憲法9条を読み替えて、海外で戦争できる国にしたのは安倍首相だ。
「アメリカの戦争に参加することはない」「集団的自衛権行使容認によって抑止力が大きくなる」等の言葉も事実を見ることのできない薄っぺらな中身だ。
そのうえ、10もの法律を束ねて一つの法案として提出するという巧妙さは議会を愚弄し、思うようにしてしまおうという意図が見え見えだ。

安倍政権が提出した法案は憲法違反であり、憲法の精神と真逆の中身だ。
法律で「海外で戦争する国」にさせることは絶対に許されない。

今日は5月14日。63歳最後の日となる。

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